新しい人生のはじめかた 

 

Last Chance Harvey 

 ◆ジャンル/ラブ・ストーリー ◆公開年/2010/02/06 
◆上映時間/93mins. ◆アメリカ映画 



人生の曲がり角の先には、
きっと―――――素晴らしい人生が待っている。


離婚してニューヨークで気ままな一人暮らしをしているCM作曲家のハーヴェイは、イギリスに暮らす一人娘の結婚式のためロンドンへと向かう。しかし、仕事のことが気がかりで携帯を手放せず、親族の集まりの中でも疎外感を味わうことに。おまけに娘からはバージンロードは義父と歩くと告げられ、気持ちはどん底に。一方、気むずかしい母親を抱え、もはや人生に期待しないことでどうにか自分を保って生きている孤独な女性、ケイト。ある時、空港のバーでひとり静かに本を読んでいたケイトは、やけ酒をあおっていたハーヴェイから声をかけられるのだが…。


主人公は僕だった』の共演で意気投合した、ダスティン・ホフマンとエマ・トンプソンが本格的な共演を果たした中高年向け恋愛物語。娘の結婚式に出るためにロンドンにやって来た男性と、なかば人生をあきらめて楽に生きることを選んだ女性の心温まる交流をしっとりと描く。監督と脚本を手掛けたのはイギリスの新星、ジョエル・ホプキンス。ロンドンの美しい秋の風景とともに、年齢を重ねてこそわかる人生の豊かさや繊細さが胸にしみる。


■監督脚本■ジョエル・ポプキン
■音  楽■ディコン・ハインクリフェ

キャスト
ダスティン・ホフマンエマ・トンプソン/アイリーン・アトキンス/キャシー・ベイカー