きみに読む物語　 　 The Notebook　 　◆ジャンル/ラブ・ストーリー　◆公開年/2005/02/05　 ◆上映時間/123mins.　◆アメリカ映画

誰にでも帰りたい夏がある。

とある療養施設に独り暮らす初老の女性。彼女は若かりし情熱の日々の想い出を全て失っていた。そんな彼女のもとへデュークと名乗る初老の男が定期的に通い、ある物語を読み聞かせている。それは古き良き時代、アメリカ南部の夏の恋物語だった――。 1940年、ノース・カロライナ州シーブルック。裕福な家族とひと夏を過ごしにやって来た少女アリーは、そこで地元の青年ノアと出会う。その時、青年のほうは彼女こそ運命の人と直感、一方のアリーもまたノアに強く惹かれていくのだった。こうして、２人の恋は次第に熱く燃え上がっていくのだが──。

全米で450万部を越える大ベストセラーとなった恋愛小説を、『ジョンQ-最後の決断-』のニック・カサヴェテス監督が映画化。過去の若者たちの激しく深い恋物語と、現在の年老いた男女の交流を交錯させて描く。アルツハイマー病という重いテーマが、より一層“永遠の愛”を際立たせた。『16歳の合衆国』で注目された新星ライアン・ゴズリングの、一途な想いの好演が光る。

■監　　督■ニック・カサヴェテス ■脚　　本■ジャン・サルディ／ジェレミー・レヴェン ■原　　作■『きみに読む物語』（新潮社刊）ニコラス・スパークス ■音　　楽■アーロン・ジグマン ■キャスト■ ライアン・ゴズリング／レイチェル・マクアダムス／ジーナ・ローランズ／ジェームズ・ガーナー／ジョーン・アレン／ジェームズ・マースデン／サム・シェパード／ヘザー・ウォールクィスト／ケヴィン・コナリー／デヴィッド・ソーントン