恋に落ちたシェークスピア 

 

Shakespeare in Love 

 ◆ジャンル/ラブ・ストーリー ◆公開年/1999/05/01 
◆上映時間/123mins. ◆アメリカ映画 



名作の裏に隠されたロマンス
■第71回アカデミー賞
作品賞・主演女優賞・助演女優賞 ・作曲賞・オリジナル脚本賞・美術賞・衣装デザイン賞
■第56回ゴールデングローブ賞
作品賞<ミュージカル部門>・主演女優賞・脚本賞
 

16世紀末のロンドン。スランプに陥っていた劇作家シェイクスピアはオーディションにやって来た一人の若者トマス・ケントを追ってとある屋敷へたどり着く。そこには以前、芝居の最中に目を留めた美しい女性ヴァイオラの姿があった。シェイクスピアと彼を信奉するヴァイオラはたちまち恋におちてしまう。燃え上がる恋心が創作意欲をかき立てたのか、シェイクスピアの台本は急ピッチで仕上がって行き、トマス・ケントを主役とした芝居の稽古も順調に進んでいた。ヴォイオラの別れの手紙をトマスから受け取ったシェイクスピアは納得できず再びトマスの後を追うのだが、そこで彼はトマスこそヴァイオラの男装した姿だった事を知るのだった──。


『ロミオとジュリエット』の初演を背景とし、若かりし日のウィリアム・シェイクスピアと彼を信奉する上流階級の娘ヴァイオラとの恋愛を描く悲喜劇の恋愛映画。ヒロインの名は、シェイクスピアの喜劇で、妹が兄の名を名乗って男装する『十二夜』の登場人物ヴァイオラと同名である。作中にはシェイクスピアを始め、エリザベス1世やクリストファー・マーロウなど、エリザベス朝を彩る歴史上の人物が多数登場する。また、トマス・ケントが女性であることを暴く陰気な少年ジョン・ウェブスターも実在の人物で、暗く残酷な作風で知られた劇作家である。主演はグウィネス・パルトローとジョセフ・ファインズ。第71回アカデミー作品賞ならびに第56回ゴールデングローブ賞 コメディ・ミュージカル部門作品賞受賞作品。


■監  督■ジョン・マッデン
■脚  本■マーク・ノーマン/トム・ストッパード
■音  楽■スティーヴン・ウォーベック


キャスト
グウィネス・パルトロウ/ジョセフ・ファインズ/ベン・アフレック/ルパート・エヴェレット/ジュディ・デンチ/ジェフリー・ラッシュ/コリン・ファース/トム・ウィルキンソン