スタンド・バイ・ミー 

 

Stand by Me 

 ◆ジャンル/人間ドラマ ◆公開年/1987/04/18 
◆上映時間/89mins. ◆アメリカ映画 



12才の夏、誰も大人になんか なりたくなかった…。



1959年、オレゴン州の田舎町に暮らす12歳の仲良し少年4人組、背が低いゴーディ、リーダー格のクリス、メガネのテディ、ふとっちょのバーンは思春期を迎え、親や兄弟に対する愛憎や将来の不安などそれぞれ悩んでいた。ある夏の日、彼らはクリスの兄ら不良グループから、行方不明になった少年の遺体が森にあるという噂を聞く。遺体を発見できれば英雄になれると興奮した4人は、こっそり家を抜け出して探索へ出発するが──。
 

モダンホラーの帝王であるベストセラー作家キングが、ノスタルジックに綴った非ホラーの中編を、「恋人たちの予感」のR・ライナーが映画化。思春期にさしかかった少年たちの夏の日の小さな冒険を、大人への成長と重ね合わせて描写。少年4人の友情やそれぞれの悩みが、誰もが心に抱く夏の原風景のような映像に乗せて語られ、時代を超えて愛される感動作となった。後の他界が惜しまれる子役時代のR・フェニックスがガキ大将的な少年たちのリーダーに扮して強いスター性を放ったほか、主演の子役たちもそろって好演。

映画スタンド・バイ・ミー その後…
中学になり、テディとバーンに会う機会は次第に減っていき、クリスが言ったよう時と共に友達も変わり、たまに学校に入口ですれ違うだけとなった。
バーンは高校を出た後結婚し5人の父となり製材所で働き、テディは悪い目と耳のせいで憧れの軍隊に入る事が出来ず刑務所暮らしの後、臨時雇いの仕事をしながらキャッスルロックで暮らしている。クリスはその後ゴーディと同じ進学コースに進み、希望通り町を出て大学に入り弁護士にまでなった。ファーストフード店で客達が言い合いを始め、一人の男性客がナイフを抜いたのを見て止めに入り、運悪く喉に刺さりほとんど即死だった。正義感の強いクリスらしい最後だった。





■監  督■ロブ・ライナー
■脚  本■レイノルド・ギデオン/ブルース・A・エヴァンス
■原  作■『死体』スティーブン・キング
■音  楽■ジャック・ニッチェ


キャスト
ウィル・ウィートン/リバー・フェニックス/コリー・フェルドマン/ジェリー・オコネル/キーファー・サザーランド/ジョン・キューザック/リチャード・ドレイファス