太陽がいっぱい 

 

Plein Soleil 

 ◆ジャンル/サスペンス ◆公開年/1960/06/11 
◆上映時間/118mins. ◆アメリカ映画 



ギラギラと輝く太陽の下−−青春の野望をのせてドロンの眼がきらめく
鮮烈なサスペンスと甘美なメロディに彩られた 永遠の名作があなたの胸に帰って来る!


米国の貧しい青年トムは、イタリアに渡って戻ってこない友人フィリップを連れ帰るよう彼の父親から頼まれる。高額の報酬で依頼を引き受けたトムは、フィリップが婚約者マルジュと遊びに明け暮れるナポリにやって来る。フィリップを説得するため行動を共にするが、自分を見下す態度への怒りや金持ちへの嫉妬が渦巻いていく。そしてある日洋上のボートで2人きりになったトムはフィリップを殺し、彼に成りすますための偽造を図る。


『禁じられた遊び』の名匠ルネ・クレマンがパトリシア・ハイスミスの小説を映画化。当時無名ながら主役に抜擢されたアラン・ドロンが、美貌の裏に陰を秘めた貧乏青年を熱演。ニーノ・ロータのテーマ曲も印象的。


■監督・脚本■ルネ・クレマン
■原  作■パトリシア・ハイスミス
■音  楽■ニーノ・ロータ


キャスト
アラン・ドロン/マリー・ラフォレ/モーリス・ロネ