復活の日　 　 Virus　 　◆ジャンル/SF*パニック　◆公開年/1980/06/28　 ◆上映時間/158mins.　◆日本映画

愛は人類を救えるか

1982年、東ドイツの研究所から猛毒ウイルスＭＭ−８８が盗まれた。ところが盗み出したスパイの乗った飛行機はアルプス山中で事故に遭い、ウイルスが蔓延した地球は、南極にわずかな人類を残して滅亡する。その生存者の一人、地震研究者吉住は、さらに大きな危険が近づいていることに気づく。アメリカ東部に大地震がおきる可能性があり、それは核ミサイルの発射を誘発するものだった──。

恐怖の細菌兵器のために人類はほとんど絶滅、南極に残されたわずかな人々の生きのびる姿を描く。小松左京の同名ＳＦを原作に、製作費２２億円、構想５年、製作期間３年を費やした超大作で、脚本は「日本の黒幕」の高田宏治とグレゴリー・ナップ、「赤穂城断絶」の深作欣二の共同執筆、監督も同作の深作欣二、撮影は「金田一耕助の冒険」の木村大作がそれぞれ担当。

■監　　督■深作　欣二 ■脚　　本■深作　欣二／高田　宏治／グレゴリー・ナップ ■原　　作■小松　左京 ■音　　楽■羽田　健太郎／ロンドンフィルハーモニー交響楽団 ■キャスト■ 草刈　正雄／渡瀬　恒彦／夏木　勲／千葉　真一／森田　健作／永島　敏行／緒方　拳／小林　稔侍／多岐川　裕美／丘　みつ子／ジョージ・ケネディ／ボー・スベンソン／オリビア・ハッセー／エドワード・J・オルモス