レナードの朝
 

 

Awakenings 

 ◆ジャンル/人間ドラマ*実話 ◆公開年/1991/04/05 
◆上映時間/120mins. ◆アメリカ映画 



実話には本物の感動がある

1969年、ニューヨークのブロンクスにある神経症病院に赴任してきた青年医師セイヤーは、重度の症状を示す患者たちの脳が眠りのような状態にあると確信し、周囲の反対を押し切ってある新薬の投与を開始する。

やがて30年間微動だにしなかった男性レナードが起き上がったのに続き、他の患者たちも目覚め始める。生きる喜びを満喫するレナードを見て安心するセイヤーだったが、やがて目覚めた患者たちに予想外の変化が起き――


究極とも呼んでいい感動のヒューマンドラマを盛り上げるのは当時のハリウッドを代表する2大名優、デ・ニーロとウィリアムズで豪華な初共演を本作で実現した。
2大男優の熱演は“動のデ・ニーロ、静のウィリアムズ”とばかりにコントラストも鮮やかに、絶妙な掛け合いを見せた。主人公たちの生きる喜びをストレートかつドラマティックに演出したのは、続く「プリティ・リーグ」もヒットさせた女性監督P・マーシャル。ちなみに主人公セイヤーのモデルは原作者O・サックス自身だ。また、原題は“目覚め”という意味。


■監  督■ベニー・マーシャル
■脚  本■スティーヴン・ザイリアン
■原  作■オリヴァー・サックス
■音  楽■ランディ・ニューマン

■キャスト■
ロバート・デ・ニーロロビン・ウィリアムズ
ジュリー・カブナー/ルース・ネルソン/ジョン・ハード/
ペネロープ・アン・ミラー