ローマの休日 

 

Roman Holiday 

 ◆ジャンル/ラブ・ストーリー ◆公開年/1954/04/27 
◆上映時間/118mins. ◆アメリカ映画 



永遠に続く、たった一日の恋。

ある小国の王女アンはヨーロッパ各国を表敬訪問する旅行で、イタリアのローマに滞在することに――。
だが、過密スケジュールや疲労のため、気晴らしにと側近たちの目を盗んで街に出てみる。そこで偶然、彼女と知り合った新聞記者ジョーは、なんとかこれを特ダネにしようと考え、彼女を市内観光に連れ出し、彼女が自由を満喫する模様を、ひそかにカメラへ収める。一方、王女の失踪に大あわての大使館は、その捜索に全力を挙げるが――。


容貌のかわいらしさから“スクリーンの妖精”と呼ばれ、いまだ熱烈な支持を集める人気女優ヘプバーン、その米国デビュー作にして代表作。映画ファンの投票で名作の人気投票を行なうと必ず上位に挙げられる不朽の逸品。
不自由な生活からの脱出を望む若い王女が、こっそりローマの街に飛び出し、自由や恋を満喫するという、これぞ映画の夢に満ちたロマンティックコメディの決定版。ヘプバーンのみならず、ペックの紳士ぶりやローマ各地のロケも魅力的だ。アカデミー賞ではヘプバーンの主演女優賞はじめ計3部門受賞。


■監  督■ウィリアム・ワイラー
■脚本・原作■
アイアン・マクラレン・ハンター
■音  楽■ジョルジュ・オーリック


キャスト
オードリー・ヘプバーン/グレゴリー・ペック/
エディ・アルバート/テュリオ・カルミナティ/
パオロ・カルリーニ/ハートリー・パワー/
マーガレット・ローリングス/ハーコート・ウィリアムズ/
クラウディオ・エルメッリ