スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス

<1999年/7月>
Star Wars Episoed1 The Phantom Menace
長い安定期を誇った銀河共和国に、混乱の時代が訪れようとしていた。共和国が星系間にかけている通行税に不満を持つ通商連合が惑星ナブーを封鎖。ナブーの女王アミダラは連合の不当な要求を断固拒否。事態収拾のため、元老院はジェダイの騎士クワイ=ガン・ジンと弟子のオビ=ワン・ケノーを派遣する。通商連合側はシスの暗黒卿ダース・シディアスに相談を持ちかけるとジェダイの抹殺とアミダラの捕獲を指示する。

ナブーに入ったクワイ=ガンらは、水中世界を支配するグンガン族ジャー・ジャー・ビンクスを助けたことから、彼らの潜水艦の提供を受け、水中から首都シードにたどり着く。一行はアミダラの救出に成功するが、女王専用機が故障したため、修理のためタトゥイーンに着陸することになる。クワイ=ガンらは、修理部品を扱う店で奴隷として使われていた9歳のアナキン・スカイウォーカーという少年と出会う。アナキンにジェダイの大いなる資質を感じ取ったクワイ=ガンは、レースの賭けに勝ち、アナキンを自由にする。ジェダイになるため母と悲しい別れをするアナキン。旅立つとき一行にダース・シディアスの弟子ダース・モールが襲い掛かるが、辛くも脱出する。首都惑星コルサトンでアミダラはナブーの窮状を訴える。またジェダイ協議会ではアナキンの入団が審議される。

占領されたナブーを憂うアミダラは通商連合軍との戦闘を決意。母星に戻ってグンガン族と同意を組み、グンダン対バトルドロイド軍、ダース・モール対ジェダイ騎士たちと、大決戦が始まる。アナキンの活躍でアミダラ勢が勝利する。クワイ=ガンが命を落とした。その後、アナキンはジェダイの仲間入りを果たすが、マスター、ヨーダはなぜか不安を隠し消し去れないのだった………。

 

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃

<2002年/7月>
Star Wars EpisoedU Attack of the Clones
前作から10年。銀河共和国は分離主義者の惑星離脱急増で混乱状態にあった。女王を辞したアミダラは元老院議員パドメとなっていたが、平和主義の急先鋒のため命を狙われ、護衛に二人のジェダイがやってくる。オビ=ワンと成長したアナキンだ。ジェダイ評議会はオビ=ワンに事件の真相究明を、アナキンにパドメをナブーに送る任務を言い渡す。
オビ=ワンは到着したカミーノ星で首相から10年前にあるジェダイ騎士から依頼されたクローン兵20万体が完成していると告げられる。だが、その騎士は10年前に死んでいた。

一方、ナブーではアナキンとパドメの間に禁断の恋が芽生えていた。そのころ母の危機を知らせる悪夢に悩まされていたアナキンはパメドと共に故郷タトゥイーンに帰る決意をする。母シミはタスケン・レイダーの「人間狩り」の犠牲になってしまつた。怒りに我を忘れたアナキンはタスケン・レイダーたちを皆殺しに…。悲しみにくれるアナキンにオビ=ワンからの通信が入ってくる。
オビ=ワンはクローン兵士の遺伝子提供をしたジャンゴ・フェットの後を追って、小惑星帯ジオノーシスへやってきた。そこでいまや分離主義の扇動者になった元ジェダイのドゥークー伯爵の陰謀をつかむ。アナキンとパドメもジオノーシスに着くが敵に捕らわれた。そのころ元老院議会では新議長パルパティーンが共和国軍創設の決定を下してしまった。

死刑場となるアリーナに縛られたパドメ、アナキン、そしてオビ=ワン。そこへ多数のジェダイ騎士とヨーダ率いる大クローン軍隊が押し寄せ、分離勢力とのバトルが展開。逃亡を図るドゥークーはダース・シディアスの元へ逃げ去った。やがてアナキンとパドメは誰にも告げず結婚式を挙げる。

 

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐

<2005年/7月>
STAR WARS: EPISODEV Revenge of the Sith
クローン大戦の勃発から3年、戦争自体は終結に向かっていたものの、依然としてジェダイの騎士団と分離主義者たちとの戦闘は各地で繰り広げられていた。そんな中、パルパティーン最高議長がドゥークー伯爵によって誘拐される事件が発生。しかしオビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーの活躍によってパルパティーンは無事救出される。心の弱さを克服できないアナキンは、パルパティーンの真の狙いに気づかないまま、次第にオビ=ワンよりもパルパティーンに心を許すようになっていく。一方、そんなアナキンに不安を抱くパドメのお腹には彼の子の命が宿っていた。
アナキン・スカイウォーカー<=ダース・ベイダー> パドメ
若きジェダイの騎士として類稀な能力を極めた青年。しかし自分の感情をコントロールすることが苦手で、その欠点をパルパティーンに見透かされ、暗黒面に引き込まれ、ダース・ベイダーとなる。誰にも秘密でバドメと結婚し、双子<ルーク/レイア>の父になる。 元は惑星ナブーの女王アミダラ。年下のアナキンと恋に落ち結婚、双子の子を出産。

スター・ウォーズ<1978年/6月>
Star Wars<EpisodeW A New Hope>
遠い昔の銀河の彼方。宇宙は恐怖と圧制による帝国軍の支配下にあったが、自由と平和を願う反乱軍は、帝国軍打倒計画を推進。オルデラン星のレイア・オーガナ姫は、帝国軍が製作中の最終兵器・宇宙要塞デス・スターの設計図を入手したが、故郷へ戻る途中、帝国軍のダース・ベイダーに捕らわれてしまう。しかし設計図はドロイドR2-D2に託され、R2はC-3POと共にポットで脱出、惑星タトゥイーンに着陸した。そこでニ体のドロイドを手に入れたのは、農夫夫妻の養子だったルーク・スカイウォーカー青年。R2の使命に気づいたルークは、R2のメッセージの受取人で、砂漠に住むベン老人ことオビ=ワン・ケノービに誘われデス・スターの設計図をレイア姫の故郷へ届ける重要任務を担うことに。

実はルークの亡き父とオビ=ワンはかつて宇宙の平和を守るジェダイ騎士仲間だったという。ルークの父は、ジェダイにもかかわらず悪の道に走ったダース・ベイダーによって殺されたのだ。ルークは自分もジェダイとなって悪と戦いたいと願う。オビ=ワン、ルーク、ドロイドたちは、宇宙船ミレニアム・ファルコン号のハン・ソロ船長と相棒のチューバッカと出会い、彼の船でオルデランを目指すが、オルデランはデス・スターの攻撃で破壊されてしまう。ファルコン号もデス・スターに捕獲されるが、そこでルークたちはレイアの救出に成功。しかしオビ=ワンはベイダーと戦い、一撃を受けて姿を消してしまう。悲嘆にくれるルークだが、レイアの仲間たちと共に反乱軍のデス・スター総攻撃に参加し、巨大兵器を爆破するのだった。
 

スター・ウォーズ/帝国の逆襲
<1980年/6月>
Star Wars<EpisodeX The Empire Strkes Back>
ルークの活躍でデス・スターは崩壊したが、抵抗軍はその後劣勢挽回、反乱軍は再び追い詰められていた。そんな時、ルークは霊魂となつて現れたオビ=ワンから「ダゴバ星でヨーダに会い教えを乞え」という言葉を聞く。

ダース・ベイダーの新たな攻撃により反乱軍は撤退を余儀なくされ、ルークとR2-D2は、ハン・ソロ、レイア、C-3POと別行動をとりダゴバへ向かうことにする。ダゴバでルークを待っていたのはジェダイ騎士のマスター、ヨーダ。彼はかつてオビ=ワンやルークの父の師だった人物だ。フォースの力を磨く厳しい修行が続く中、その力を増したルークはレイヤやソロの危機を感じ取り、修行半ばでダゴバを後にする。ソロやレイヤが向かっていたのは、ソロの旧友ランド・カルリシアン男爵の治める、惑星ベスピンの空中都市クラウド・シティ。ランドの裏切りでソロたちはダース・ベイダーに捕まってしまう。ソロとレイアはその時お互いに惹かれあっていることを意識するが、ソロは凍結され、レイアも連行されそうになる。そこへ現れたルークと彼をおびき寄せたダース・ベイダーのライトセイバーによる決戦が始まる。手ごわいダース・ベイダーの一太刀で腕を切り落とされるルーク。そのときダース・ベイダーの口から意外な一言が…。「ルーク、私はお前の父だ。一緒の道を歩もう。」動揺するルークはとっさに身を虚空に投げ出すが、間一髪を反乱軍に寝返ったランドとレイアたちの乗るミレニアム・ファルコンが救い出す。
父の招待を知ってしまったルーク。だが彼にはまだ知らないもうひとつの隠された秘密が待っていた………。
 

スター・ウォーズ/ジェダイの復讐<1983年/7月>
Star Wars<EpisodeY Return of the Jedi>
帝国軍を支配する皇帝の指揮の下、さらに強大な威力を持つ新デス・スターが完成しようとしていた。そのころルークはタトゥイーンでジャバ・ザ・ハットに捕らわれたレイアと凍結状態のソロを救い出すことに成功。その後修行を再開するためダゴバのヨーダの元へ戻るが、余命少ないヨーダはダース・ベイダーがルークの父アナキンだと認め息を引き取る。そこに現れたオビ=ワンの霊はアナキンがダース・ベイダーになった経緯とレイアがルークの双子の妹だという事実を告げる。父に残る最後の善意をルークは信じたかったが………。

反乱軍は新デス・スターを守るシールド発生装置を破壊するため、緑の星エンドアに潜入する部隊と、デス・スター攻撃部隊に分かれる。エンドアの住人イウォーク族を味方にして、帝国軍に意外な苦戦を強いるレイヤやソロたち、ルークは最後の望みを賭け、レイアに出生の秘密を打ち明けると、ダース・ベイダーの説得に向かう。だが、ダース・ベイダーは皇帝と共にルークを暗黒面に引き入れる画策をしていた。反乱軍の攻撃部隊に仕掛けた皇帝の罠で窮地に陥る仲間を見たルークは怒りに震える。だがその怒りこそ暗黒面への入り口、ルークは怒りのままにダース・ベイダーと戦い始めてしまう。

エンドアではレイアたちがシールド発生装置を遮断、いよいよランドたちのデス・スター攻撃が始まる。ルークは我を忘れダース・ベイダーを斬りつけてしまうが、ジェダイの誇りを思い出す。それに激怒した皇帝は、強烈な暗黒パワーでルークを苦しめる。「父さん助けて!」息子の叫びを聞いたダース・ベイダーはルークの腕の中で息絶える。そしてデス・スターが爆発。ついに銀河に平和が戻るのだった。
 
ルーク・スカイウォーカー レイア・
オーガナ
ヨーダ オビ=ワン・ケノービ
アナキンとパドメの息子。タトゥイーンで叔父夫婦に育てられる。 ルークの双子の妹だが、その事実を知らず、レイア姫として育つ。 ジェダイ・マスターの長老。アナキンをジェダイにすることに異を唱え、後にルークを指導する。 アナキンの師。悪に走るアナキンと対決することになり、彼に致命的な傷を負わせる。後に彼の息子ルークをジェダイの道に導くことに…。