風と共に去りぬ 

 

Gone with the Wind 

 ◆ジャンル/ラブ・ストーリー*ドラマ ◆公開年/1952/09/04 
◆上映時間/231mins. ◆アメリカ映画 



雄大なスケールの中に燃え上がる炎の恋!
映画史に輝く不朽の名作

■第12回アカデミー賞  監督賞・作品賞・主演女優賞・助演女優賞・脚色賞・美術賞・編集賞・色彩撮影賞・特別賞受賞
 

勝気な16歳の娘スカーレット・オハラは、幼なじみのアシュリーと彼のいとこメラニーが結婚したことに苛立ちを感じていた。そんな時に出会った、素行の悪さが噂となっていたレット・バトラー。彼の歯に衣着せぬ態度に、憎しみすら覚えるスカーレットだったが、同時に惹きつけられるなにかを感じていた。ふたりは激化する南北戦争の中で数奇な運命に翻弄されていく。


製作者デイヴィッド・O・セルズニックが1939年に完成した長編テクニカラー作品(上映時間228分)。監督はヴィクター・フレミング、脚本はシドニー・ハワードの担当。主演は「欲望という名の電車」のヴィヴィアン・リーと「栄光の星の下に」のクラーク・ゲイブル。

この作品は1939年度アカデミー作品賞をはじめ監督、主演女優、助演女優、脚色、色彩撮影、美術監督、編集、サルバーグ記念、特別と10の賞を獲得した。原作のマーガレット・ミッチェルの世界的ベストセラー小説『風と共に去りぬ』を映画化。全編で3時間42分という大長編であるにもかかわらず当時空前の大ヒットを記録した。スカーレットの波乱万丈の生き方を通して、女性の立場からアメリカン・スピリットをうたい上げた点に、時代を超えて輝く本作の原点がある。


■監  督■ヴィクター・フレミング
■脚  本■シドニー・ハワード
■原  作■マーガレット・ミッチャム
■音  楽■マックス・スタイナー


キャスト
ヴィヴィアン・リー/クラーク・ゲーブル/リスリー・ハワード/オリヴィア・デ・ハヴィランド/トーマス・ミッチェル/バーバラ・オニール/ハティ・マクダニエル/ジェーン・ダーウェル/ウォード・ボンド