リプリー
 

 

The Talented Mr.Ripley 

 ◆ジャンル/サスペンス ◆公開年/2000/08/05 
◆上映時間/140mins. ◆アメリカ映画 



他人の人生を、欲しいと思ったことはありますか。
太陽に焦がれて、月は彼になろうとひたすら重なる……罪深き日蝕。

**1960年「太陽がいっぱい」として映画化されたP・ハイスミスの小説を再映画化**

 →◆「太陽がいっぱい」
貧しい青年リプリーは偶然、大富豪グリーンリーフから、南欧で放蕩生活を送る彼の息子ディッキーを米国に連れ戻すよう頼まれる。渡欧したリプリーは大学の同級生と偽ってディッキーに接近。陽気で友人も多いディッキーにリプリーが惹かれていく一方、ディッキーはリプリーが同性愛者ではないかと考え、彼を遠ざけだす。

最後の別れを告げられたリプリーはディッキーを殺してしまうが、彼の筆跡をまねて彼になりすまそうとし――


「イングリッシュ・ペイシェント」のA・ミンゲラ監督が、「太陽がいっぱい」として映画化されたP・ハイスミスの小説を再映画化。
前映画化でアラン・ドロンが演じたリプリー役に“ジェイソン・ボーン”シリーズのデイモン。さらに「ホリデイ」のJ・ロウ、「アイアンマン」シリーズのG・パルトロウ、「ブルージャスミン」のC・ブランシェットらという豪華な顔ぶれが結集。
貧しい青年が富豪の御曹司になり代わる物語に、リプリーの同性愛傾向という新解釈を加えた、青年2人の愛憎のもつれという視点も楽しみたい。


■監督・脚本■アンソニー・ミンゲラ
■原  作■パトリシア・ハイスミス
■音  楽■ガブリエル・ヤーレ

■キャスト■
マッド・デイモン/グウィネス・パルトロウ
ジュード・ロウ
ケイト・ブランシェット
フィリップ・セイモア・ホフマン/ジャック・ダベンポート