鬼滅の刃-無限列車編-TV.ver.
第1話『炎柱・煉獄杏寿郎』






第1話「炎柱・煉獄杏寿郎
~「第1話」は劇場版未公開エピソード~
ある夜、走行する列車を巡回する若い車掌は暗がりに写った人陰に驚きます。恐怖のあまり逃げ出す車掌ですが、瞬く間に殺害されてしまいます。

翌日――。一人の鬼殺隊隊士が鎹鴉に誘われ、一軒の蕎麦屋に入ります。店内に響く「うまい!」という大きな声の先には、蕎麦をすする“炎柱”こと煉獄杏寿郎の姿がありました。
無限列車で乗客が40人ほど神隠しにあった、との噂話を耳にします。鬼殺隊の隊士からその無限列車の所在が判明したとの報告を聞き、煉獄杏寿郎は無限列車に調査に向かいます――。
無限列車に向かう前、車掌の遺体が発見された駅を見分しに行きます。そこで駅弁売りのおばあさんと孫に会います。煉獄杏寿郎はおばあさんと孫に鬼を知らないか聞きますが、孫には鬼なんて知らないと言われてしまいます。

孫が感情的になったのは切り裂き魔事件のせいで神経が張り詰めていたせいだったと分かり、煉獄杏寿郎はおばあさんと孫に切り裂き魔を片づけると宣言します。そして、煉獄杏寿郎は孫に進められて牛鍋弁当を全て購入します。煉獄杏寿郎は牛鍋弁当を鬼殺隊の隊士に託すと、一人で無限列車へと向かいます。

無限列車がある整備工場に辿り着いた煉獄杏寿郎は、少年に襲い掛かっている切り裂き魔の鬼を見つけます。鬼は少年を盾にし高速移動で煉獄杏寿郎を挑発します。鬼は牛鍋弁当を売ってくれたおばあさんと孫を襲うと言い、その前に盾に使っていた少年を殺そうとしますが、鬼が少年を殺すより速く煉獄杏寿郎は鬼の手首を斬り落とします。

手頸を斬り落とされた鬼は、すぐにその場を離れて弁当を売ってくれたおばあさんと孫を襲いに高速で移動します。鬼は駅弁売りの孫を殺そうとしますが駆け付けた煉獄杏寿郎によって阻止され、駅弁売りの孫は無傷で助かります。足首を斬られた鬼は駅弁売りのおばあさんを襲おうとしますが、煉獄杏寿郎に『炎の呼吸・壱ノ型 不知火』で頸を斬りおとされ消滅します。

ここで駅弁売りのおばあさんは昔助けてもらった鬼殺隊の隊士の姿と、煉獄杏寿郎の姿が重なります。おばあさんを20年前助けた鬼殺隊の隊士は杏寿郎の父・煉獄槇寿郎でした。 
切り裂き魔の鬼を倒した煉獄杏寿郎は、運行再開する無限列車に向かいます。駅弁売りのおばあさんと孫から牛鍋弁当を貰い、残りの弁当を全て購入した煉獄杏寿郎は無限列車へと乗り込みます。そこには無限列車に乗り込もうとしている炭治郎達の姿もありました――。
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